第24話「果樹栽培」
〜前回までのあらすじ〜
「ポケモン図鑑完成」の大義を掲げて各地を旅するヒカリとその仲間たちは、シンオウの大地を脅かすギンガ団なる組織の悪行を止めるべく北へと向かうのだった…
そう。物語の流れはそうなるんですけど。今から綴るこの話をいったいどこに挿し込もうかなと思ったらこの先全く隙間が見つからなくて。ここから先はシリアス一辺倒になってしまいそうな気がしたので、急遽ここでこの話をさせて下さい…
このクールで深刻な流れをぶった切ってまで話すような内容でもないかもしれないけど。
以前お話ししたとおり、私はポケモンコンテストに特に力を入れていまして。今作のコンテストで有利に事を運ぶにはたくさんのアクセサリーが必要なんですね。
アクセサリーの入手方法は、
・ふれあい広場でポケモンに拾ってもらう
・トバリシティのマッサージ
・ソノオタウンのフラワーショップできのみと交換してもらう
…このほか、「殿堂入り後に『ファイアレッド』『リーフグリーン』をダブルスロットした状態でパルパークの女性に話しかけて『クラウン』『ティアラ』を貰う」だとか、「ふれあい広場に毎日いる清掃員に日替わりでもらう」とか「コンテストで優勝したら記念アクセサリーが」だとか。色々あるんですけども。
フラワーショップで、きのみと交換でもらえるアクセサリーをコンプリートしたいので、ヨスガシティ到着辺りからコツコツときのみを各地で育てていたんです。多いものでちょっとレアなきのみを100個も要求してくるので、道のりはだいぶ長いですが…
もっとも、これはプラチナ版なので少し緩和されてるんです。ダイヤモンドパールでは最高で250個とか言ってきますから。なかなか育てるのに苦労した思い出…
きのみは、各地の「ふかふかのつち」に植えていきます。
このきのみの成長過程が地味に好きで。上の画像、一番右はゴスの木で、左はラブタです。どっちも花が咲いています。真ん中2つは何だったっけな…
きのみによって木の色や花が違って、それらがゆらゆら揺れているのがなんだかカワイイ。
1段階成長する時、白いキラキラに包まれてニョキッと伸びます。なかなかお目にかかれない貴重な瞬間で、そんな都合よくカメラを構えていられないので残念ながら写真は撮れていません。もし撮れたらここにアップしたいです。
きのみは成長するとこうなります。ちゃんと収穫できる時にしておかないと…
収穫した時に流れるアイテム取得音がコロコロしていて可愛らしいですね。これもまた楽しみです。
「ふかふかのつち」にきのみを埋めるときは、「こやし」も必須です。これは208番道路の民家でそれぞれ200円で売られています。良いお値段。ひとつ物申せるならば、まとめ買いさせて欲しいな…
それぞれ、「すくすくこやし」はきのみの成長と水の乾きが早くなり、「じめじめこやし」は逆にそれらが遅くなり、「ながながこやし」は実ったきのみが長く木についたままになり、「ねばねばこやし」はきのみがふかふかの土に戻ったあと新たな芽がでるように、という効果があります。私は「じめじめこやし」がお気に入りです。水の乾きが遅くなるので、数時間放っておいても大丈夫。でも定期的に何度も水をあげると、種類にもよりますが一度に10個ものきのみを収穫できるのです!これはとても大きい。余ったらポフィンの材料にしましょう。
成長も遅くなる、とのことでしたが少なくとも埋めて1日か2日で収穫できるようになるのであまり気になりません。(ただし種類にもよります。カイスのみは成長が遅かった…!)
ポケッチアプリ「きのみサーチャー」も要チェック。きのみが実った時、マップにマーキングしてくれます。残念ながら、「どこに埋めたか」「どこの木に水やりをすれば良いのか」はわからない模様…改良の余地はあると思いますよゲーフリさん!(訳:リメイク待ってます!)
きのみを埋めたら、ジョウロで水をあげるのも忘れずに。コダックを模したこのジョウロは、ソノオタウンのフラワーショップで貰いました。シンオウはコダックですが、ジョウトはゼニガメ、ホウエンはホエルコ、カロスはハスボーでした。地方によってジョウロのモチーフとなるポケモンが変わっていて面白いなと思います。ホエルコって海に棲むポケモンなのに良いのかな…
あ、水やりは絶対必要ですよ?例え埋めた場所が常に雨が降りしきる道路であったとしても、何故か土はふつうに乾きますからね。
本当に何故だろう…
第3世代と第4世代限定(RSEとDPt)で、きのみタグなる図鑑も見られます。これも見ていて楽しいですよね。植物図鑑みたい。
モモンのみはアニメでもポケモンが大好きなきのみ(フルーツ?)として出てきました。私も食べてみたいです。形状や名前からして現実世界に存在する「桃」がモチーフなのでしょうが、桃とは違ったりするのでしょうか。
各地の道路に植えたきのみが誰かにもぎ取られたりポケモンに啄まれたりしないかちょっと気になりますね。そういえば、カロス地方には「きのみ畑」なる施設もありました。あちらには雑草取りの作業や、やってくる虫ポケモンとの戦闘、突然変異による新種のきのみの発見など、色々な要素が追加されていました。まるで「ポケモン版牧場物語」ですね。そんなゲームがあったら是非ともやってみたい。
また、シンオウには、毎日ひとつずつきのみをくれる人がいます。まずは彼らから最初の一個を貰ってから、埋めて増やしていくのです。
ソノオタウンのフラワーショップ内、画面右下の女性。
208番道路、画面中央の老人。通称きのみじいさん。ここでは前述した「こやし」も買えます。ポケッチアプリを貰ったのもこの家。机の上に置いてある本にはこやしの効果についてが記されています。
ノモセシティの民家。この女性から貰えるきのみは所謂「半減実」と呼ばれる類のきのみです。弱点タイプの威力を半減させる、あのきのみたち。実はあまりポフィン作りには向かないそうな。
毎日通いつめて、きのみの様子を見て、水をあげて、もいだらまたこやしを撒いてきのみを埋めて水をあげて…
うん。こんな日も、悪くない。園芸は楽しいです。ポケモンのガーデニングゲームとかあったりしないかなぁ。
余談。
非公式で、尚且つ推測…だそうですが、きのみの名称の由来を纏めてくれたサイトがありました。実在する果実や野菜、植物の名前を由来にしている…ようです。