むぎのプラチナプレイ日記

今更ながらシンオウ地方を一から歩きたくなったので、プラチナのプレイ日記でも。

第33話「失落の竜」

こんにちは、むぎです。

ついにこのタイトルを使うときがきました。この記事にこのタイトルをつけたいがためだけに、今まで七転八倒してウンウン唸りながら厨二っぽいようなタイトルを考えてきたのです。僕らはいつまでも中学二年生(黒歴史化待った無し)。

 

最下層?と思しきエリアで、シロナさんがアカギと対峙します。

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シロナ「どうして せかいを かえようと するの?

この せかいが にくいなら じぶんひとり だれもいないところに いけば いいでしょう」

アカギ「なぜ この わたしが せかいから にげるように いきを ひそめて いきるのだ?

わたしは この せかいから こころ という ふかんぜんで あいまいな ものを けしさり かんぜんな せかいを うみだす

それが わたしの せいぎ! だれにも じゃまは させない」

 

…なんというか、身勝手な主張といいますか。再三「心」を憎み続けてきた彼は、精神界を司るエムリットたちを見た時何を思ったのだろう。

アカギとの最終決戦に入ります。

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手持ちポケモンは5匹に増え、既存のドンカラスクロバットの他、新たにヘルガーギャラドスが加入。また、前回まで先鋒で繰り出してきたニューラがマニューラに進化していました。やはり全員いわタイプが弱点のようですが以下略。ストーンエッジとかバジル(ガブリアス)に覚えさせてあげたいなぁ。命中率とPPの少なさが不安ですが。

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アカギの切り札、クロバットによる「あやしいひかり」で混乱させられたパセリ(エンペルト)の自傷がひどかったものの、特にそこまで苦戦することなく撃破。悪の組織との最終決戦だから緊張してたんだよねきっと。

こんなシチュエーションでも勝利後に賞金がもらえてしまうのがちょっとシュールです。しかも「おまもりこばん」を持たせているので2倍。17280円。が、がめつい…

 

戦闘終了後、勝利したヒカリにこんな言葉をかけてアカギは憤然としながら立ち去ります。

「あのポケモンを退治すればこのおかしな世界も消えるはず。私の代わりにこの『やぶれたせかい』を壊してみせろ」

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自身の計画を邪魔したギラティナを、アカギは猛烈に憎んでいるようですね。そんなにまで憎かったのか、それとも存在を知らなかったのか、一度たりとも正式な名前を呼ばず「かげの ポケモン」と呼んでいました。

「世界を壊す」という言葉を、しかし彼女は否定しました。

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「大丈夫。ポケモンが世界を壊すだなんて、そんな事はあり得ない。

だって…世界は、君が生まれるのを待っていた。

君と一緒に居るポケモンも、

君の親しい人達も、

さらに繋がる人も、ポケモンも。

みんな、世界に望まれて生まれてきたと、あたしは思う」

だから、ギラティナも、自分たちの世界も、やぶれたせかいも消えたりしない、と。シロナさんはそう言ってくれました。彼女がそう言うなら、きっとそうなのでしょう。

 

この先に、ギラティナがいます。

元の世界とやぶれたせかいが、人の手で壊されかけたことにギラティナは怒っている。主人公がギラティナに力を示すか、あるいは仲間になってほしいと思う気持ちをぶつければ、その怒りを鎮められるだろう、とのこと。

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足場を乗り継ぐと、その先に、ギラティナが。やぶれたせかいでのギラティナは今作にて追加された新形態「オリジンフォルム」になります。足が生えたあの姿が「アナザーフォルム」です。ぷにぷにしてる…

(でも発表された順番が順番なので足生えてる方をオリジンフォルムだと思ってしまう。今でも)
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(やだ可愛い…)
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今作初の伝説ポケモン戦です!
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このBGMがカッコいい!登場時、上から降りてくるんですね。マジで浮遊してる…
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以前プレイした時、うっかり倒してしまって「もどりのどうくつ」での再戦を余儀なくされたのですが、「もどりのどうくつ」で捕まえると図鑑に記載されるのはアナザーフォルムになってしまうようです。ダイヤモンドパールならいいかもしれないけどこれは「プラチナ」ですから。ここはなんとしてでもオリジンフォルムで登録したい。なんとしてでも今この「やぶれたせかい」で捕まえなくては。

というわけで。

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ここに、マスターボールがあるじゃろ?

これをこうして…こうじゃ!

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ギラティナゲットで、だいじょーぶ!

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ギラティナゲットに成功すると、アカギが詰め寄ってきます。珍しく態度を荒らげてますね。

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「そうすることでこのおかしな世界を残した。そんなにも心とやらが大事なのか」と憤るアカギ。「そんなもの、今まで幸せに生きてきたと思い込んでいる人間の戯言だ」

そう言って、彼は今度こそ立ち去りました。この言葉が引っかかりますね。彼には心という曖昧なものによってトラウマを負った過去があるとでも言うのでしょうか。例えば仲間に裏切られるとか…いつかリメイクされるのなら、是非とも掘り下げてほしい。

でも、アカギがやぶれたせかいに独りで残るというのなら、それはそれでいいのでは?まさにここは自分ただひとりしかいない、感情も何もない世界なのだから。

 

すべてが終わったら、私達は空間の裂け目からもとの世界に戻ります。

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その穴の先は。

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なんと「おくりのいずみ」でした。ダイヤモンドパールでは殿堂入り後にしか行けなかった、シンオウ地方第4の湖。しかしテンガン山から入って「おくりのいずみ」に出るとは。

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ここにくる前の214番道路に、不自然な木々の凹み(?)があったのはこれだったんですね。不思議な話だ。となりのトトロみたいな、こんな話好きです。
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取り敢えず、一件落着かな。

無事に戻ってこれたことをナナカマド博士に報告しましょう。