むぎのプラチナプレイ日記

今更ながらシンオウ地方を一から歩きたくなったので、プラチナのプレイ日記でも。

第32話「歪曲する世界」

こんにちは、むぎです。

さすが文字通り「物語の山場」なので密度もイベントムービーも濃ゆい濃ゆい。文字数の関係で分割させていただきました。

時間を司る、「ダイヤモンド」のディアルガ

空間を司る、「パール」のパルキア

今回は、反物質(これはHGSSのシント遺跡で語られました)を司る「プラチナ」のギラティナに迫る(というか「近付く」)お話です。満を持して登場、今作のパッケージポケモン

 

アカギが世界を歪ませた、その時。招かれざる第3のドラゴンポケモンが、影から姿を表しました。

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突然のイレギュラー登場により、規則正しく飛び回っていた3匹の動きも乱れ、辺りはより不穏な空気に。

とうとう、ギラティナが現れました。

(…か、かわいい。)

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影から現れたギラティナは、大きな翼を広げてアカギを渦の向こうへと引きずり込みます。巻き込まれるようにして、上空で漂っていた3匹も吸い込まれていきます。最後のエムリットが、主人公になにかを言いたげにしていましたが…

そこへ、今度はシロナさんがかけつけて来ました。ディアルガパルキアはそれぞれの住処に隠れたようです。

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シロナさんは、シンオウの神話を改めて紐解いているうちに新たな情報を得たので、それを伝えに来てくれたのだと。

創世の折、ディアルガパルキアとともに、もう1匹のポケモンが生まれていました。彼らと同等の力を持つと言われるポケモンギラティナ。その影響なのか、柱が不自然なまでにぐんにゃりしてます。すごい。
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アカギと、ギラティナと、ユクシーエムリットアグノムたちを追いかけるべく、私達は渦の中に飛び込みます。

 

渦の向こう、もう一つの世界。時間も流れず、空間も安定しないそこは「やぶれたせかい」と呼ばれるそうです。今作に追加された新マップ。
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BGMが不穏。そしてとても静か。足場が浮いていてなんだか怖いですね。こんなダンジョンがポケダンにありそう。

シロナさんと話していたら、頭上をギラティナが飛んでいきました。ガガンボとか言ってはいけない
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怒り狂うギラティナにより、さらに不安定になっているこの「やぶれたせかい」をなんとかするために、私達は奥へと進むことになります。

 

道中にて、アカギと会いました。突然、「遺伝子」について知っているかと問われます。いきなりどうした…

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中の人である私は一応高校でやったのでざっくりとは知っていますが、彼がなぜこんなことを聞いたのかがいまひとつ掴めなかったのでここでは敢えて「いいえ」を選択します。するとアカギは「……そうだろうな」と返してからご丁寧に説明してくれました。…ほ、本当は知ってるんだからね?

「遺伝子とは、人やポケモンといった生き物の設計図たるもの。その本体たるDNAは、正反対の性質を持つ二本の鎖が螺旋状に絡み合っている。その設計図の鎖は、例えば片方が壊れたとしてももう片方をコピーして修復できる」

…要約してるので原文ママではありませんが、これがアカギによる「いでんし」の説明です。異世界で突然始まる理科の授業。

「時間も流れず、空間も安定しない、影のポケモン(つまりギラティナ)しかいないこのおかしな世界と、アカギが変えたかったあの元の世界。ふたつの世界は、遺伝子を構成するDNAのごとく、互いに支え合っているのだ。そして片方の世界の異変は、あのポケモンにも少なからず影響を与える。奴はそれが気に入らなかったから私を飲み込んだのだろう」

と、いう推測でした。なるほど。

つまり今作におけるギラティナは、ふたつの世界のバランスを保つ管理者のような存在だった…と?

 

さらに進むと、「かいりき」で動かせる大きな岩を地面の窪みに落とす、という試練?を課されます。湖のポケモン達が指定した場所にこの岩を入れることでクリア。最後のアグノムがちょっと厄介でした…

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それにしても、このダンジョンきついです。

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まず濃紺色の世界と橙色系の足場という補色関係な色を延々見ていなければならないので目が痛い。BGMをずっと聴いているとなんだか頭も痛くなってくる。加えて「空間が安定しない」という設定なので、傾いたりひっくり返ったりとこんな平衡感覚と操作が狂うような視点に切り替わります…もし3Dモデルになったら画面酔いしそうですね。

でも、ここの水場はすごいなと思いました。一番大きな視覚系ギミックですね。

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逆さまに滝が流れています。この時点ではまだ「たきのぼり」が使えないのですが、「逆向き」なのがポイント。これで「なみのり」したままふつうに進むと、

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視点がぐるりと切り替わり、逆さまに流れる水の上を難なく渡れます。…青い板に見える。

水すら綺麗に流れないということは、ここは重力すらも安定しないのでしょうか。足場が浮いていたりするくらいですしね。

また、「やぶれたせかい」には「一見行き止まりに見えても、近付くと障害物が退かされて幻影のように道が開かれる」といった仕掛けもありました。本当に不思議な世界だ…

 

劇場版には、「反転世界」と呼ばれる空間が登場しましたよね。あそこもなかなか不思議なことになってましたが、あちらは幻想的、神秘的なイメージでした。

 

散々迷いながらも最奥に到着。正直テンガン山よりも難しかったかも…

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この先は、次回に回します。