第26話「切っ先の町」
リアル世間では、綻び始めたかと思いきやもう間もなく桜が散ろうとする暖かい気候が続きますが、この町はいつだって豪雪降り積もる銀世界です。
こんにちは、むぎです。
今回は極北の町、キッサキシティに到着します。
前回にねじ込んでおけばよかったかもしれないけど、ひとつの記事をあまり長くしたくない、という私のこだわり?のようなものがあったため、分割しました。だいたい2000文字くらいに収めたいのです。
長く険しい雪の道を、えっちらおっちら進むと、ようやく見えてきました。雪に埋もれながら歩くので、とにかく進みが遅い遅い…
「こおり きらめく ふゆのまち」
シンオウ地方最北端にある町、キッサキシティ。名前の由来は「切っ先」でしょう。喫茶店は関係ない。
キッサキシティは、舞台モデルとなった北海道の、本当に尖った先端に位置します。「積もった雪が雑音を吸収するので静かな町」とNPCに言われているとおり、本当に静かでひっそりとした空気を感じさせます。そういえば、雪は雨と違い音もなく降るんですよね。風があったらまた別ですけど。
あまりにも寒すぎる上に特にこれといった特別な施設もない町だからか、某所では「ホウエン地方の『空を飛ぶかダイビングを使う以外にアクセスが不便すぎるし特に何も娯楽のない』ルネシティ、『周辺を激しい海流が流れるため移動が困難で足場も不安定な』キナギタウンと並んで、住みたくない町」呼ばわりされまくっていました。なんだか可哀想…ですが曲と雰囲気はとても素晴らしいんですよ。
ちなみに、この町には常に雪が降っていますが、1年のうち決まった日付にキラキラとダイヤモンドダストが降ることがあるそうです。
有志の方々がサイトにまとめて下さいました。→https://www18.atwiki.jp/pokemondp/sp/pages/166.html
町の奥には、「キッサキしんでん」がありますが…入れるのは殿堂入り&全国図鑑入手後。私はまだまだ許されないようです。ここに、レジロック、レジアイス、レジスチルの3匹を連れて行くとレベル1のレジギガスと会えます。
プラチナでは配布されたレジギガスを連れていくと各地の謎の空洞でレジ系たちと会えるのですが、まるで「タマゴが先かニワトリが先か」みたいな話になってきます…
そしてこの船も、同上の条件を満たさないと利用できません。となると、現時点のこの町で出来ることはジムくらいしかなさそうですね…なんだか寂しい。せめてこの船着場前の広場にポケパークのアイスゾーンよろしくポッチャマとかユキカブリを模した雪像とかかまくらとかイヌイットのイグルーみたいなのでも置いてあればいいのに。
地味ながら、ダイヤモンドパールとは違い流氷が接岸しています。これもまた北海道らしいですね。船をよく見るとドリルのようなものも付いていますから、多分安心。
この町には1日1回、「なんかいことば(難解言葉)」を教えてくれる人がいます。「ぎむきょういく」とか「こつみつど」とか。そんな、ポケモンには似つかわしくなさそうな難しい言葉を教えてくれます。ちょっと賢くなった気分?ここではじめてそんな言葉を知った、という方も多いのではないでしょうか。
この「なんかいことば」は、ハートゴールドソウルシルバーでも教えてもらうことが出来ます。あちらは、殿堂入り後にいけるカントー地方16番道路の民家で。「いあいぎり」が必要です。
ここで覚えた言葉はテレビコトブキのインタビューやメール等で使う「かんたん会話」にて選択することが出来ます。
ただ、かなりカオスな文になりますけどね。ネタ会話になること必至です。
「こんにちは!がいこくかわせ!」
「ポリフェノールって しってる?」
「ふかいしすう です…」
「けいどうみゃく なら かてたのに…」
「うわーん!フラクタル!」
…うーん、カオス。
それから、この家には「いろのかけら」でわざを教えてくれる人もいます。ここで教えてもらえるのは「とっておき」「でんじふゆう」「こうごうせい」「スピードスター」など。奥に貼られた壁紙で、教えてもらえるわざと必要なかけらの数をチェックできます。リオルは「とっておき」を覚えられない…ぐぬぬ…
シンオウにはそんなマイスターがあと2人いまして。あとの2人は…どこにいたっけな…確かそのうちの1人は212番道路の泥沼の近くにいたような気が…
チャーレムは…今いないのでテンガン山で捕まえようと思います。それまで待っててね…
余談ですが、彼女がくれるゴーストは「かわらずのいし」を持っているので残念ながら進化はできません。いいもんうちには自前のゴーストちゃんがいるんだもん。
さて、ようやくジムのある町に到着。早速次回はジムリーダーに挑戦したいと思います。ギンガ団や伝説のポケモンを思うとのんびりしてはいられないです。